12月上旬頃から出荷始まります

おはようございます。

お客さまからいつくらいが納期になりますか?と問い合わせを何件かいただきました。

農場の様子をアップしたいと思います。

現在栽培中のベゴニアの様子で、12月の作付けも順調に生育中です。


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ロネは現在出荷中
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バルコス12月上旬8分咲き中旬以降に満開


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ベラ12月上旬8分咲き中旬以降に満開


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コスモノア12月上旬8分咲き中旬以降に満開


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ヘイリーピーチ11月下旬8分咲き上旬以降に満開

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ボリアス12月上旬8分咲き中旬以降に満開

となります。

 

 

 

ふるさと納税出荷しています

おはようございます。

今年もふるさと納税のベゴニアが出荷しています。

富岡市役所職員の方からお話をいただいて2015年の7月が初出荷となり、今年で丸5年が経ちました。

累計100名を超える方々からオーダを受けました。

毎年常連の方もら初めての方も注文していただいて、ありがとうございます。

さて改めてどのような内容になっているか、改めて説明しますね。

2つのセットパターンがあります

ひとつは「ベゴニア2鉢セット」がボリアス、コスモノアのセットになります。

私たかちが生産しているベゴニアの主力王道となる品種です。

色の組み合わせとしても、クセがなく多くの方に喜んでもいただけるスタンダードな組み合わせです。

 

もうひとつは「ベゴニアおまかせセット」です。ベルセバ、ベラ、ロネ、バルコス、ビーノスピンク、ヘイリーピーチなどから選んでいます。これは完全に花の状態が良ければ、それを選んでピックアップしています。

リクエストが色のない限りは、1鉢1鉢それぞれ違う配色を心がけています。

いわば何が届くかお楽しみとなります!

2つのパターンともラッピングしてありますので、贈答としても使えます。

今年も良い感じでしっかり株ができています。

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また、よろしくお願いします。

下にリンクを貼っておきましたので、ご注文はこちらからどうぞ。

https://furu-sato.com/gunma/210/10071459

 

 

群馬県秋の花き品評会は銀賞

おはようございます。

今回の群馬県庁において、花の品評会は銀賞でした。惜しい。


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出品したのは「ヘイリーピーチ」と「コスモノア」でした。

ヘイリーピーチは初めて出しました。植物は趣向品ゆえに、新たな品種にも積極的に挑戦したいです。

 

さて振り返れば、今年の夏は7月が曇天続き、8月が猛暑、9月上旬まで残暑、中旬以降は涼しくなり、非常に肥培管理が難しかったですね。

それでも良く暑い中しっかり咲いてくれたベゴニア、共に仕事する家族、パートさんには感謝です。

 

そういえば、まだ農林水産大臣賞を1度も受賞してないなぁ。次の新たな目標としたいところです。楽しみが増えました。

 

 

10月上旬に出荷が始まります

おはようございます。

9月下旬から急激に気温が下がりました。日中でも30度を下回るようになり、やっと過ごしやすい気温になりました。

 

私個人としては9月はコロナウイルスの給付金関係の書類申請がやっと書き終えました。行政や機関向けに提出する書類というのは、普段日常は見慣れない様式なのでなかなか骨が折れます。くたびれました^^;

 

さて農場の様子です。


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咲き方もやっと本来の調子に戻ってきました。夏の暑さが抜けて正直、ホッとします。

朝の気温がぐっと下がりますので、花も気持ちが良さそうです。生育順調。

 

品種によりますが10月5日前後で出荷が始まります。

 

ネットやふるさと納税で受けたお客さま、お待たせしました。間もなく発送しますね。

ありがとうございます。

 



親株の改善

おはようございます。

やっと日中の気温35℃付近から抜けら、落ち着きを取り戻しましたね。

ベゴニアも生きるのが精一杯の気温でした。

生産者としてはできる限り暑さに対してケアをしてあげたいところです。

今年の9月の親株状態です。


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親株も相当なダメージを受けてしまいました(泣)

ですが、昨年は見るも無残になりほぼ枯れ葉のみなってしまいましたが、少しは改善できました。

来年に向けて改善を要約しておきしょう。

  • 4月に古い親株を植え替えをして根づまりを防ぐ
  • 日中30℃を超える時は20℃で夜冷を行う。
  • 摘心を深くしすぎない。
  • 酵素を与える。

とにかく植物栽培には魔法はないのです。

一つの薬で良くなる。一つの機械で問題が全て解決できるわけではありません。何が何にどのような影響をもたらしているか?を常に考えて最適化を図る必要があります。

科学的根拠に基づいて正しく実践できれば必ず少しずつ改善できると、自分を信じてやっていくしかありません。

 

ベゴニアの高温対策

おはようございます。

ネットでベゴニアの高温に対して夜冷処理をする論文を見つけました。


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大学の研究機関がこのような実践的な情報を論文として公開してくれているのは、有り難いことです。

1980年代と2009−18年を比較すると年平均気温が1.9℃上昇している事実(気象庁、観測地千葉県)

誰しもが地球温暖化を肌身で感じられているでしょうが、数字として見るとだいぶ温暖になりました。うちのお祖父さん、お祖母さんに話しを聞くと「昔は30℃超えるととても暑かった」と言います。今ではそれが40℃いくかいかないか、瀬戸際ですね。また80年代は8月で35℃以上になった日にちは0.2日でしたが、2009-18年では3.5日だそうです。

地球は確実に温暖化しています。

私の温室ではひと月の半分近くは35℃になったくらいです。そのくらい猛暑日が続きました。

高温対策をいかにするかが、生産の生命線

ベゴニアの生育適温は18℃から24℃くらいですので、生育適温より20℃近く高い中での栽培ですら、以前の学術書通りのやり方では、もはや出荷どころか、栽培すらできません。

ということは地球の環境をハード面とするとその気温が上昇した分、温室のハード面もそれに伴い冷してあげる作業が必要になります。それを夜冷処理といい、夜間に植物を冷やしてあげ、夜の呼吸を最適にしてあげます。

仮説ですがベゴニアの場合、夜温の気温が高いと呼吸が過剰になってしまい、糖を過剰に消費してしまうのが、原因と考えてます。

糖は窒素をアミノ酸やタンパク質に合成する過程でも消費されます。

 

つまり夏はただでさへ、糖が消費されやすいため、夜間温度を20℃程にしてあげることで、過剰な呼吸を抑え、結果糖の消費を抑えることができます

そうすれば、少しは夏の環境でもある程度は大きくなるんじゃないか?とテーマを持ってます。


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ロスは出てしまいましたが、出荷まで辿り着きました。

夏の栽培の難しさ

おはようございます。

今年の夏は特に暑いです。高温期にベゴニアを育てるのはとても難しいです。

昨年の夏の栽培の課題は2点ありました。

①アザミウマの防除

②元土の窒素量の調整

昨年の夏は以上2点が上手くいかずに、さらに冷夏であったので、開花が途中で止まってしまいました。

過酷な環境化だと思わぬトラブルが突発的に発生しますので、栽培をより困難にさせてしまいます。

しかも、私達が異常に気がついた時には、対処が間に合わないということがありました。なかなか悔しい。

昨年の反省から、上の2点には改善しました。

今年はノーミスでいける!と思ってましたが

今年は以上な高温で遮光と水やりでミスが発生しました。


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あまりに日差しが強く水やりが遅れて、葉が焼けてしまいました。幸い植物の根まではやられるほどではなかったので、本当にギリギリでした。後10分遅れたら、やられてしまいました。


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夏の水やりの難しさは乾きがバラついてしまうのも、水やりのタイミングが難しくなります。

上の画像だと、上の鉢はカラカラに土が乾いていますが、下の土は乾いていません。乾いていないのに水を与えると、根の加湿をお越しますし。乾かしすぎると、葉焼けから傷みになります。

私は迷ったら、夏は先行して水を与えます。乾かしすぎると確実にやられてしまうからです。

昨年の課題とはまた別の課題が発生する夏。

課題を1個1個クリアにして、改善を努めたいものです。