ベゴニアの花の摘み方

おはようございます。

今日はベゴニアの花の摘み方について、ご説明します。

 皆さんはベゴニアの花が老けだしてきたらどうしてますか?

 

ベゴニアは当然、生き物ですから老化して、花のフチが茶色く褐色化してしまいます。しかし、できるだけベゴニアに長く健やかに育ってもらいたいものですね。

そこで誰にでもできる、管理できるポイントをお伝えします。

ポイント

 小まめに花ガラを取り除いてあげましょう。

たまに、「花ガラを取ると可哀想だから」というご意見をいただくことがあります。人情としては分かりますが、花の立場としたら、あまりよろしいことではありません。

花ガラは細胞が老化して枯れる直前の状態です。そこに植物の栄養分が分散してしまうのは栄養分のムダ使いとなり、次の新しい花芽開花の妨げになってしまうからです。

結果として植物の寿命も縮めてしまうのです。次の新しい花を咲かすために花ガラを小まめに取り除いてください。目安は花ビラのフチが茶色く変色したらです。

花単体や、花びらを取り除くのではなく、花の房ごと取ります!少し気持ちに抵抗があるかもしれませんが、画像のように房ごと取り除きましょう。

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ベゴニアの場合はちょうど蟹の手ようになってきます。そうなったらためらわず、株本の房ごと取り除いてあげます。

「花がら摘み」というのは、どの花農家でもよくやられる一般的な作業です。これはご家庭でも同じことが言えます。また葉もフチが茶色く変色したら、同様に取り除きます。

私も家にあるベゴニアの花がら摘みをして、お手入れしてあげます。メンテナンスフリーと鉢花でも謳ったお花がありましたが、本当にメンテナンスフリーだったら造花でも構いませんよね。

お手入れすることで人間本来の愛情や愛着が湧くのですから。

何より老けるのは生き物であり当然です。「老い」とは上手に付き合っていきましょう。

あなたのベゴニアが一日でも長くあなたと共に日々を送れますように。

マメに愛情を注いであげてくださいね。

きっとベゴニアはあなたの愛情に応えてくれます。