おはようございます。
今日は冬においてのベゴニアの育て方をお伝えします。
寒い冬をしっかり乗り切りましょう。
基本的にベゴニアの成育適温は約16℃から23℃くらいになります。
ハウスなどの栽培環境でも暖房機やヒートポンプの温度は夜温16℃くらにしています。
最低で16℃あれば成育していきます
つまり一日の内最も冷える朝方を踏まえて成育させるには最低16℃は欲しいところなのです。
ですから、ベゴニアはヒトが快適に感じる温度に近いということを覚えておきましょう。
とはいえ実際の家庭環境はどうだろうか?
栽培環境では最低16℃としても、冬の家庭では室内温度が10℃前後のご家庭の環境もあると思います。その場合ベゴニアはすぐにダメになってしまうのか?と問われれば、すぐに枯れてしまうわけではありません。
11~2月ごろ、ベゴニアが極端な低温に当たらないように注意しましょう。
極端な低温とは目安として0℃~5℃になった時です。ここまでくると凍傷になる可能性はあります。
もちろん、0℃付近では根が凍ってしまい枯死してしまいますので気をつけてくださいね。
ゴールデンウィーク、初夏や夏は日差しがとても強いですから、レース越しなど遮光が必要ですが、冬は日差しも弱いので明るめの場所に置いて、しっかり光合成をさせてください。植物は光合成によりデンプンを合成します。
また日が弱く環境が暗くなると、植物は軟弱徒長しがちになり注意したいところです。
一般家庭ですと温室ほど、温度確保は難しいと思います。冬は旺盛に成育させるより、自然と気温が上がる春を待ちましょう。
ポイント①できれば人が集まる暖かい部屋に置きましょう。生育が良くなります。
例えばリビングなどがよろしいですね。ただ、気をつけたいのがエアコン、ヒーターなどの直風が当たる場所は厳禁です。花が黒くなり傷んでしまいます。
ポイント②夜間の窓辺、玄関は冷え込みます。窓辺でしたら夜は厚めのカーテンして、冷気に直接当たらないようにします。特に寒い玄関は開く時に冷気が入りますから、注意しましょう。
ポイント③置き場所を頻繁に変えないことも重要です。あまり頻繁に植物を移動させると環境変化によるストレスを受けますので置き場所を一定にすることをオススメします。
以上を注意していただければ、冬でもベゴニアが楽しめると思います。
是非、参考にしてみてくださいね。