働く人々にあって感動しました

おはようございます。

2月6日に株式会社カクイチさんの工場見学&ナノバブルの意見交換会を行いました。

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そもそも、なぜカクイチさんの工場へ行ったのか?

以前にもブログに書きましたが、2年程前でしょうか。

父親が「ナノバブルを栽培施設に試験的に導入するよ」と事後報告を受けました。私としていわゆる空気水的なものに関してはやや、懐疑的な立場でした(笑)

理由は5年程前の別の某業者に奨められた、「空気を井戸水に混入させて根を活性化しましょう」

という資材を使ったのでしたが、正直いって「良くなったのか、悪くなったのか分からない」

これは実証できます。対照区を設けても効果がわかりませんでしたから。

そこにカクイチさんの営業マンが私の農場に来られてナノバブルを父に説明し、契約に至ったのですね。

そして、ナノバブル発生装置を水道元に、設置工事をし試験を継続してきました。

そして2月6日に全国の花生産者4名が工場に招待されたのでした。

確かに空気水、ナノバブル。

悪い物ではなさそうだけれども。。。

私はまだ、作用を理解していません。(それはこれから検証していきます)

生産における空気水、ナノバブルなど外的要因も大事ですが、それと同時に私たちの肥料管理などの内的要因も考えを整理してみましょう。

私の生産におけるスタンス

・なんとなく効果があるじゃない?

・これを入れておくといいかも?

・ないよりあったほうがいい?

という意思決定をできる限り排除したいのが原則です。

資材を投資するなら、正しいと(思われる)仮説を立て投資したい。結果は別にしても確信を持って投資したいのです。

私の生産における考えは、足し算より引き算で考えています。理由は使う量の意思決定の数が必要以上に増えてしまったり、効果、現象の因果関係の理解が複雑になりすぎるからです。つまり現象に至るまでの因果がどの要因であったのかを捉えるのが難しくなるのです。

とは言っても、シンプルに考えるのは良いことかもしれませんが、因果関係を単純に捉えすぎると真実を見誤る可能性があります。

生産者における思考、立場から、実験のやり方、植物生理をカクイチ社員さん伝えました。現在ナノバブルも私の場合は効果の有無は、空気水と同様まだ把握できてません。

厳しく意見させていただけば、生産で求めるのは目に見えてわかる効果です。これは他の生産者を納得させるのにも必要条件であります。だから、アカデミックは後でいい。(不要といっているのではありません)


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カクイチの社員さんにお会いして、とても礼儀正しくて、仕事に情熱的でした。仲間同士連携も強く、まるで強豪部活動のように感じました。

久しぶりに生き生きした方々にお会いして、胸が熱くなりました。


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宿泊したホテルで深夜1時まで植物やナノバブルで議論しました。今、なかなか生産者でも深夜1時まで議論する熱い人はいないでしょう(笑)

まとめ

今回、カクイチの皆さんにお会いして安心しました。彼らが、そこまでこの事業に、農業に本気であるのが伺えました。これが何より嬉しい。

何か閉塞感漂う花の業界に一筋の光を持つことができました。暗くなければ光は見えない。

しかし、まだ、これは映画の予告編。

ということにしておきたい。

https://www.kaku-ichi.co.jp/