おはようございます。
今日は読書感想です。
マインドセット「やればできる! 」の研究 https://www.amazon.co.jp/dp/4794221789/ref=cm_sw_r_other_apa_i_QiXbFbYGFY2WD
なぜ、この本を手に取ったか理由を深堀りすると、私も含め年を取るにつれて、世の中の仕組みがなんとなくわかったような気になり、これはやってもできないな。これは俺にはできるな。という線引きが朧げながら、見えてくるではないでしょうか?
良く言えば冷静、悪くいえば可能性に醒めている。そうなると、マインドが凝り固まり、挑戦するのが億劫になってしまいますね。
そんな意識を少しでも打破したいために、読んでみました。
要約すると「しなやかなマインドセット」「硬直のマインドセット」では、物事に取り組む姿勢、それから得られる結果。その結果を検証し、解釈して学習する。これが「しなやかなマインドセット」と「硬直のマインドセット」では、取り組む姿勢、結果の解釈、学習が全く異なります。
特にしなやかマインドセットは前提に必ずやり遂げるという自分への信頼があります。
したがって仮に失敗した時にでも、失敗から謙虚に学習しているので、その後の成長が著しいのです。逆に硬直マインドは失敗した時は道具や部下のせいにして他責で物事を考えやすいのだと思います。書くとそんなの当たり前と思いますが、いざ自分がその立場になると、私も言い訳してしまう弱さもありますので、気をつけたいところです。
では良き生徒、良き経営者、良きリーダー、多彩な「良き」が事例で出ますが、「良き」「悪しき」を区別するならば、決定的な差は何か?と私なりに考えれば、最も大事なのは学習能力の差だと思います。それは単に知能の優劣ではなく、得られたフィードバックをどう解釈するかという物事の捉え方のことです。うまくいっても結果に奢らず、傲慢にならずに、失敗しても謙虚に学べ、次に立て直せる粘り強さ大事であると思います。
しなやかマインド、硬直マインドの二項対立で若干エビデンスは乏しい気はしますが、事例は明快です。
それでもやはり無謀はあると思います(笑)その挑戦のレベルの見極めが難しいのかもしれません。しなやかマインドで日常をおくりたいものです。