マインドフルネスを生活習慣に取り入れてみる

おはようございます。

サーチ・インサイド・ユアセルフ――仕事と人生を飛躍させるグーグルのマインドフルネス実践法 https://www.amazon.co.jp/dp/4862762271/ref=cm_sw_r_other_apa_i_FVSfFb69GXQG3


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最近マインドフルネスを耳にすることはあるかと思います。何となく瞑想は宗教的で何か懐疑的に感じられるかもしれません。

それもそのはず、もともとは東洋、仏教に由来がありますが、マインドフルネスは仏教の宗教性を排して、科学的な根拠やエピデンスを盛り込んで開発されたものです。

マインドフルネスを実践的に活用し、効果を求めるとしたら、「脳の休息」といわれます。

私は3行日記とマインドフルネスを就寝前に休息をしっかり取るために実践しています。

特にマインドフルネスに関してはグーグルの陽気な善人ことチャディー・メン・タンがマインドフルネスを実践的に教えてくれるので生活習慣に取り入れてたいところです。

私が初めてマインドフルネスを実践した時は1分もできなかったと思います。意識が呼吸に集中できないのです。換言すれば現代人は自身の集中を阻害する要素に溢れているわけです。

マインドフルネス中「あ、書類の提出の期限はいつだっけな?」

「そういえば、あの人にメールの返信してないな」などなど。

(眉間に皺がよって雑念だらけの顔をしているはずです笑)

始めのうちは少しも休息にならず、雑念想念だらけで意識が呼吸にフォーカスすること自体を忘れてしまう状態でありました。

時間感覚だと3分やったかな?と予想すると1分半程しか経過してない始末ですね。

これは呼吸に集中していない証拠です。

というより、呼吸に集中することで難しい。

 

大事なのは自分が呼吸に集中していないと気づくことです。(意識を呼吸に戻さなくては)と、意識を働かすことです。俗にいうメタ認知が働くようになるわけです。つまり意識が逸れたこと自体を自分が意識することができるようになることです。それは自身を客体化する訓練です。

自己認識はEQを握る領域で、ほかの領域は全てに自己認識にかかっている。なぜなら、自己認識は情動のプロセスに大脳新皮質(思考する脳)を引き入れるからだ。(中略)強い自己認識を持っているときは、脳のこれからの領域が活性化し、それが、相手を怒鳴りつけるか、それとも思いとどまって「この人を怒鳴りつけるわけにはいかない。CEOだから!」

怒りで我を忘れるといいますが、いわゆるキレると自己認識が喪失されますので、暴言を吐いたり、暴力に繋がってしまうのではないでしょうか。

マインドフルネスで大事なのは意識を呼吸に集中して湧き出る想念に判断をくださないことです。

なぜ判断をくださないことが大事なのか?

それは、おそらく脳の扁桃体を意図的に反応させないためだと思われます。この脳の原始的構造の扁桃体が反応してしまうと感情が暴走してしまうのが脳の性です。

扁桃体は判断、評価で反応します。

マインドフルネスを続けると前頭前野の働きが活性化して扁桃体とバランスが取れるようになるといわれています。前頭前野は反応の抑制機能もあり、マインドフルネスを続けることで無駄な反応を抑制することが期待できるのです。無駄な反応を抑制するこることで脳が疲れにくくなり、本当に必要かつ最も大事なことに集中できるようになるので、結果として仕事でのパフォーマンスを上げることができるはずです。

私はまだ、ニカ月程ですがマインドフルネスの実践を続けいこうと思います。今ではやらないと眠れないほどになりました。