おはようございます。
私自身、運動を習慣にしていますので、運動と脳の関係に非常に興味があります。
タイトルも刺さりますよね。脳を鍛えるには運動しかない!と断言してますから。
副題に「最新科学でわかった脳細胞の増やし方」とあります。つまり運動をすることで、脳細胞を増やせるということでしょうか?
では運動と脳の関係を深めたいと思います。
問いと目的
- 朝に運動を行っているが、運動の時間帯は正しいのか?
- ストレスはそもそも良いのか?悪いのか?ストレスはコントロールできるのか?
得たい成果
毎日確実に運動をする生活習慣を身につけ、目覚めの良い体を作る。科学的根拠を正確に理解することで、運動に対する動機付けを持ちたい。
運動の最適な時間は?
あるアメリカの高校の生徒は「0時限」に運動を取り組む生徒と朝寝坊を優先して普通の体育しか出なかった生徒を比較しました。
学期最後のリテラシーの授業を選択した生徒を検証したところ、朝寝坊は10.7%、0時限は17%もリーディング力と理解力が向上したそうです。1.5倍の差があります。認知能力が高められたということは、やはり運動することで脳内の神経細胞に好影響しているのと思われます。
書きながら思い出したのですが、私の高校もゼロ時限がありました。私は学業の成績はさっぱりでビリから、数えた方が早かったです(笑)
もし高校時代の自分にアドバイスができるなら、「0時限で居眠りしているくらいなら、運動して身体を鍛えろ」ですね。
ストレスをどのように解釈するか
そもそもヒトは進化の過程で恐怖に接すると、「逃げるか戦うか」と反応するそうです。
問題はこのどう「反応」するかにかかっています。ひたすら受け身だったり、まったく逃げ道がないとストレスは有害になる。これは感覚的に分かる気がします。その状況が自分のコントロール下にないと私はストレスを強く感じますね。でも、解決方法がわかっていたり、対応ができることは、ストレスが低くなる気がします。やられっぱなしはダメです。目的や目標に進むための困難には能動的に解決しましょう。不必要な困難(明らかにやる必要のないこと)は、躊躇わず逃げましょう。
つまり、こういうことです。
少々のストレスを与えると、脳細胞は十二分に回復し、将来の要請に備えてガードを固くする。神経科学者はこの現象をストレス免疫と呼ぶ。人間は困難があればこそ、努力し、成長し、学ぶという点だ。細胞レベルも同じで、ストレスは脳の成長に拍車をかける。(中略)よいか悪いかの問題ではない。ストレスは必要不可欠なものだ。
困ること自体は悪いことではない。困るからどうすれば解決できるか、真剣に考え解決を導き出します。
まとめ
書籍自体は345ページあるので、たくさん情報量があります。専門用語も多く出てきますので、ある程度の脳に関しての、知識があると理解が早まります。
これでもか、というくらい運動すると脳にいいよ!という事例の紹介がされます。
この本一言で要約すれば見出しにある言葉
体にいいことは脳にいい